2010年05月17日

Road to Neo Primato 6 〜納車編〜

かくして、ネオプリマートは納車されたのでありました。
当日は、つい浮かれてBlogを始めてしまった。というくらい浮かれています。
5月1日の記事「ネオプリマートを迎えに行く」を見ると、
その浮かれっぷりがあからさまで、恥ずかしくなるくらいです。

自転車の納車って、悩みます。皆さんどうしているのでしょう?
自転車で取りに行くと、1台置いてこなくてはならないのでナシ。
ということは、クルマで取りに行く。または電車バスなどでしょうか。
近所ならば歩きないしは軽いジョギングついでとか。

クルマでのピックアップは、何ら問題なく進行し、帰ってから、ないしは途中で良きところを見つけて駐車し、軽く試乗してみるとか。大人な対応です。
では、電車はどうか…

まず、持っていくもの、
ヘルメット、グローブ、サングラスの3点セット。
できれば、ボトル。

移動の服、
ジャージ&レーパン…は、電車の中では違和感なので、
Tシャツ&軽い上着(涼しければ)。レーパンの上に7分丈くらいのパンツ。
できればスニーカーとかよりは自転車用シューズ。
でしょうか。
冬だと、上はいいけど下は悩みますね。

ここでもひとつ問題が。
サイクリストは走りやすいように荷物はなるべく軽く小さくが常識。
お金もいつもは小さい財布ないしはビニール袋に必要なだけの金額。というのが通常のスタイル。
しかし、この日は「支払うべき、少なからぬお金」を持って行かなくてはいけません。
軽快に走りたいのをがまんして、リュックとかが常識的でしょう。

もちろん、ジャージ&レーパン&SPD-SLでバンバン電車乗っちゃう!
お金はジャージの後ろポケットにビニール袋に包んでつっこんどきます!
というツワモノがいてもいいわけです。


当日の私の場合は、
すぐにでも走り出したいので電車を利用。
小さくたためるエコバッグにもろもろ突っ込み、ヘルメットは手持ち。
上記電車向けスタイルに、足下は歩きやすいタイプの自転車用シューズ(spdなので)でした。

まあ、周囲から奇異な視線を浴びることなくshopに無事に到着しました。
納車待ちの一連に連なった、新しい相棒は、美しくかがやいて見えるのでした。

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ボトルケージ、サドルバッグなどをつけて、色々話をし、支払いを済ませ、受け取りを済ませました。エコバッグは丸めて背中のポケットです。

最初に持ってみた印象は「うわ軽い…」というものでした。
カーボンのように質量として軽い、というよりは、バランスが良く軽く感じるというのが正しいと思います。
後に計ってみると、9kgちょい。愛機アルミのBianchiより少し重いくらいです。
重量に関しては少し気になっていたのですが、これならば全然OK。不満はありません。

店の外に出し、たまたま居合わせた他のお客さんにも見送られて走り出しました。
店から荒川のサイクリングロードまでは一般道。そして荒川近辺を少し走りました。最初の評価は何よりも、乗りやすい!というものでした。

初回インプレッションについては5月5日の記事「Shakedown!Neo Primato!!」に記してあるので、次回250kmを走ったインプレッションを書きます。

はたして、店長の言っていたことは本当なのか…
posted by taka@porcupine at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | Road to NeoPrimato

2010年05月16日

Road to Neo Primato 5 〜構築編〜

自転車関係以外の方のためにご説明しますと、
こういったスポーツ自転車は「フレーム売り」といって、パーツと自転車本体は別売りのものと、「完成車」といって、パーツ込みで価格が設定されているものがあります。
完成車は、セット売りのようなもので、パーツの価格が抑えられているのでお得なことが多いです。対して、フレーム売りは、自分好みのパーツを選べるという楽しみがあります。
パーツを選んで自転車として完成させる(してもらう)ことを、「組む」といいます。

さて、ネオプリマートは、主にフレーム売り。
自分でパーツを選べます。

まずは、コンポ(コンポーネント)。
フロントのクランクと変速機、リアの変速機、ブレーキ、手元の変速機、チェーンをまとめた呼び名です。日本のシマノ、イタリアのカンパニョーロ、アメリカのスラムが大きなメーカーです。
それぞれのメーカーに、いくつかのグレードの製品が設定されています。

そして、サドル。ハンドル。ホイール。タイヤ。ハンドルに巻くバーテープ。ペダル。
ここが決まると、自転車としての形が整います。

さらに、ボトルを取り付けるボトルケージや、サドルの後ろにつけるサドルバッグ、サイコンなど小物。

このアタリを選んでいきます。
まずは、コンポです。走りや変速のフィーリングを決定する大事なパーツです。
今回はイタリア車ということもあり、カンパニョーロにしました。シマノに比べ、少しく高いです……はたして、その差はいかに??

カンパニョーロにはいくつかのグレードがあります。
トップグレードのスーパーレコードをはじめとするラインナップから選んだのは、
ミドルグレードの「アテナ」か「ケンタウル」。
前者はアルミの11段変速。後者はカーボンの10段変速。
ここも悩みどころで、カーボンは軽い。色は黒いのでパーツの方向性も黒で揃えていくことになります。
アルミは少し重い。しかし11速。ギアの選択が細かくなるのはうれしいことです。銀色でパーツを揃えていきます。

機能もさることながら、黒か銀か、色の方向性は自転車の印象を大きく左右する大事な部分です。
ざっくりとですが「新しくレーシーな印象=黒」「クラシカル、トラッド=銀」という印象でしょうか。

僕のねらったの方向性は、ネオクラッシック。「伝統的でありながらレトロに転ばない」というものでした。できれば銀方向で揃えていきたい。
銀で軽くて11速でというのがあれば問題ないのですが、世の中そんなにうまくは行かないものです。しかも、ケンタウルの方がなんとなくグラフィックデザインが好きでした。
名前もかっこいい……実はスチールフレームを手に入れたらケンタウルで組もうとずっと思っていたのですが、近年11速の新製品としてアテナグレードが販売されたのです。
悩みます。

そんな経緯から一端はケンタウルを!と決めたのですが、しばらく見ているとアテナのクランク、前ギアのデザインもかっこよく見えてきました。
さらに11速も試してみたい。全体のイメージもやはり銀色方向で…ということでアテナに決めました。

ホイールは走りの味を決める重要な部位です。
カンパ、フルクラムあたりのミドルグレードも考えたのですが、ミドルグレードなら、手組でも重さは変わらない上に安いと店長が勧めてくれました。手作りのパーツが組み込まれるというのもうれしいので、手組で組んでもらうこととしました。
ハブはケンタウル。リムは最近は黒いものがほとんどなのですが、銀色のものを探していただきました。

タイヤはけちらずに良いものを。やはり走ってなんぼなので、ここは大事です。ビットリアのコルサ エボCX。車体の色に合わせ、ブルーラインにしました。

ハンドル、ステムはDEDAのクローム色。径は31mm。本当は細みの25mmが良かったのですが、色が…最近は黒ばっかりだよ…ということで、まあ太めでも色で選びました。
しっかりするしね。
バーテープは、白か青か…白にしました。

サドルはセッレイタリア、名作の復刻フライト1990。
他の候補はロールスにするか…turbo、意外とゾンコラン…悩みましたが、在庫であったのを見せてもらい、決めました。
ペダルはシマノ。アルテグラグレードのSPDです。自転車をおりたり、押して歩きたいので、歩きやすさ重視です。

パーツが決まりました。
自分で好きなもの、方向性は決めていき、店長さんに相談に乗ってもらい色々提案いただきつつ選んだものです。
完成まで10日内外とのこと。

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長文になってしまいました。
次回、納車とインプレッションへ!
posted by taka@porcupine at 01:27| Comment(6) | TrackBack(0) | Road to NeoPrimato

2010年05月15日

Road to Neo Primato 4 〜決定編〜

そうそう、スチールに決めた理由の大きなひとつを前回書き忘れてました。
それは、一度一緒に走ったことのある人が、チネリのスーパーコルサに乗っていたことです。
彼は、僕とあまり年は変わらないのですが、強いロード乗りで
細身のフレームを踊らせて、キレと力強さでグイグイ走ります。
話を聞くと「結構走ります。これで充分。」とさわやかに言います。
確かに、まずは、足、心臓、肺、筋力。
その先に機材なのですねえ。
スチールがいいと漠然と思ったのはこのときでした。

購入を決めたshopは大きくはありませんが、雰囲気の良いショップです。
いろいろな機材と比較して話を聞いてなどとも思ったのですが、
やはり一目惚れには勝てませんね。

さて、色の問題です。
入り口には、お客さんのものと思われる、一昨年のジャパンカップで出会って一目惚れした紺色のフレームがありました。

一気にこれください!といいそうになりましたが、フレームのカラーは悩みどころ。
一生もののクロモリフレームであれば、カラーも一生つきあうもの。
より慎重にならざるをえません。

日本で展開しているフレームカラーは

銀に青のFiat
Fiatチームのなつかしカラー(実はオンタイムでは知らない^^;)

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燃えるイタリアンレッドFaema

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日本限定色、あこがれの濃紺Blunotte

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同じく日本限定色、純白のPearlWhite

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の4色です。
日本限定色は、さすが。日本人の安定志向を見抜いた良い設定です。
ちなみに海外では金色がしぶいKASカラーがあります。

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この時点で私の中では、第一候補Blunotte、第2候補Fiatでした。
店内に入ると2本のFiatのフレームがあり、実物の良さに激しく揺れ動きます。
伝統的なホリゾンタルフレーム。最新カーボンのようなグラフィックと違い、どちらも落ち着いた良い色です。

ここは、いちいち理由をつけて自分を納得させなければいけない理屈屋の悲しい性。
理由を求めて数日ああでもない、こうでもないと悩みました。
結果選んだのはFiat。
まずはイタリアでも売られているスタンダードなカラーだということ。
そしてブルーのラインの両側にアルカンシエルの5色のラインがあるので、
パーツやウェアの色は結構選べるなと思ったからです。

実際にFiatカラーを目の当たりにすると、クラシカルかつ美しい、
そして往年の名レーサーのような風格…
ロードレーサーだということを、高速で走るための機材だと言うことを主張しているようです。

しかも、ちょうど良いサイズがお店に在庫しているとのこと。
まさに「こんなこともあろうかと…」的なタイミングの良さ。
お願いすることにしました(ついつい運命的とか思ってしまいます)。



フレームが決まったら、いよいよパーツ選びです。
posted by taka@porcupine at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | Road to NeoPrimato

2010年05月08日

Road to Neo Primato 〜出会い編〜

なぜ僕がネオプリマートを選んだのか…
答えはシンプルで、この自転車のかっこよさに惚れたからに他なりません。
といっても、おいそれと買える金額でもなく、購入までにはいろいろな紆余曲折がありました。

当初、新しい自転車を選ぶとき、20万円台後半のカーボンバイクを考えていました。
まず、アメリカンバイクよりもヨーロピアンでした。理由はないのですが、好きだから。KUOTAのKALMAとか、BianchiのInfinitoあたりが候補でした。
が、ひょんなことから、もう少し上のクラスを狙えることとなり、ならば、と最初に頭に浮かんだのがネオプリマートでした。

僕とネオプリマートの出会いは、2007年のサイクルモード。
ハートマークの自転車って、ちょっと貴族っぽすぎないの?しかもバラっぽい名前だし…
程度に考えながら入ったブースにあった、伝統的でしかし古さを一切感じさせない自転車に目を奪われてしまいました。それがネオプリマートだったのです。あっさりデ・ローザに対する印象も一変です。

そして、次に目にしたのが2008年の宇都宮ジャパンカップ。濃紺に白のバーテープ、サドルは黒のアリオネ。そんなネオプリマートに乗って観戦にきている方がいて、山道の沿道に立てかけられた自転車の美しさにため息をついたものでした。
人間ってそんなとき、ため息をついてしまうものなのですね。しみじみ…
そのときは高嶺の花以外のないものでもありませんでした。

が、今回、そんな高嶺の花に手が届きそうになってみると、わくわくする気持ちもありながら、反面いろいろ考えてしまいました。
自転車はなかなか試乗の機会に恵まれない乗り物で、買って乗ってみて始めてわかることが多いと思います。かっこいいだけでは…なかなか…

例えば鉄って重いのでは?とか、この価格ならカーボンの方が走ってくれるのでは?とか、いずれカーボンも欲しくなっちゃうのでは?とか、さまざまな不安的疑問がついてまわりました。
この不安は先日長距離を乗るまで、心の中に残っていました。
あんなに惚れ込んだ自転車に幻滅するのが怖いというのでしょうか(←どんだけだ^^;)…


しかし、実際目にして乗ってみると、うれしいことにこの不安は、まったくの的外れということになりました。
では、次回に続きます。

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posted by taka@porcupine at 02:31| Comment(0) | TrackBack(0) | Road to NeoPrimato