2017年01月30日

哺乳類ならおっぱいのことをもっと知るべきであ〜る

賢明かつ知的好奇心に満ちあふれた
このブログの少数精鋭の読者のみなさまなら
もちろんご存じのことと思いますが、
おっぱいって、哺乳類しか持っていないんですよ。

無脊椎動物はもちろんのこと
脊椎動物だって両生類も、爬虫類も、魚類ももっていません。
哺乳類と同じ温血動物の鳥類だってないのです。
これ、とてもふしぎなことだと思いませんか?
哺乳類はいつどこでおっぱいを手に入れたのでしょう。

ある哺乳類の祖先が、朝起きて自分のおなかのあたりに
おっぱいが出現していることに気づき、
おどろきとともに、子どもたちを呼び寄せ、
「ほら、試しにのんでごらん」
と言ったのがはじまりです。なんてことはないのです。

進化はときに爆発的な変化や伝播を見せはするのですが、
さすがにそこまでではありません。
よく考えてみると、おっぱいのこと、
哺乳類にはこんなに大事な存在なのに知らないことがいっぱいです。
牛乳一つにしたって、なんで白いのかとか
中にどんな成分が入っていて、何が赤ちゃんの栄養になるのとか
知らないことだらけ。
おっぱいが赤ちゃんを守っているなんてことも
なんとなーくしか把握しておりませんでした。

哺乳類の一員として、
それではいかんのではないかな……

そこで
そんなおっぱいに秘められたたくさんの秘密、
そして哺乳類がどのようにおっぱいを獲得してきたのか、
その進化をお乳の側から解き明かそうと試みたのが
技術評論社より刊行の『おっぱいの進化史』です。

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ほかにも、我々はほかの動物のおっぱいもいただいてしまっているわけですが、
その歴史とか、おっぱいを利用した食品と密接に関わっている乳酸菌のことなども
書かれています。

著者は
帯広畜産大学の浦島匡先生、福田健二先生
帝京科学大学の並木美砂子先生、動物園ライターの森由民さん
私もコラムをひとつ書いています。

箕輪義隆さんのわかりやすい挿絵が楽しいですし。
いぬんこさんのポップな装幀画
デザイナー椎名麻美さんのやさしいデザインもステキです。
ぜひ手にとっていただきたい一冊です。

この本の刊行により、日常で声を大にして
「おっぱい」と言える社会がやってくることを
切に望みます。
まずは、書店にて「おっぱいの進化史ください!」
と声を大にしてください。

哺乳類なら、おっぱいのことを もっと知るべきであ〜る。
どうぞよろしくお願いいたします。


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posted by taka@porcupine at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 本のこと

2017年01月20日

カメラザックがやってきた!

写真を撮るものにとって、
自分に合ったカメラバッグとの出会いは幸福です。
僕の場合はモンベルのフォトウォーカーパックL。
手に入れたのは、いつかわからないくらい前。
十数年は使っています。
どこで買ったのかも今では記憶にございやせん。

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がばっと開いて、ほどほど軽く
レンズもカメラもたくさん入って
2気室で、ポケットがたくさんある。
採集物も水筒も食べものも服も入れられる。
今時のカメラバックのように、PCやタブレットを入れる場所や
メモリーを入れる場所などはないけれど、
でかいからどこかに入るのです。
実はなかなかこういうザックはないのです。

さらにやたらしっかりしたレインカバーと
隠れた名品と噂されるストラップもついてくるという・・・

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ザックとしての機能はモンベルだけに言わずもがな。
そんな愛用ザックなのですが、さすがにあちこちへたってきました。
背面とハーネスをつなぐ部分の
生地がのびて後ろに引っ張られる感じになったのが
特につらいところです。(扱いが雑なせいもありますが)
新調しようとしたのですが、これが絶版。
泣く泣く別のザックを購入しましたが、どうも不満が
出てきてしまいます。

しかししかし、先日好機に恵まれ、
ほぼ新品を手に入れることができました。
並べてみると経年変化は思ったよりも進んでいて
黒い色がだいぶ赤っぽくなってきていることや
モンベルのロゴも白かったことを知って驚きました。
傷だらけで歴戦をくぐり抜けてきた風格がかっこいいです。
ぴかぴかの2号もまた十数年後にはこうなっていることでしょう。

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posted by taka@porcupine at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真のこと

2017年01月12日

崩壊

年末、大掃除をしていたところ、
机の一部がぐずっとくずれていました。
その机は古いものでもともと穴があいていたのですが、
おそらくはキクイムシという昆虫の仕業であろうかと思います。

古いものや、新しいものでも防虫処理がされていないものには
被害がでます。博物館などの収蔵品にとってもおそろしい相手です。
そのため、ある程度の期間で燻蒸という防虫の作業を行っています。

とにかくやっつけなくてはいけないのですが、
はたとあるものが気になりました。
うちにある三節棍です。少し木くずがついていたので
ビニール袋に入れ、天然系の防虫剤を入れ
保管しておいたのです。

がさがさっと取り出してみると……
なんか軽いし、堅い木の手応えではない……
なんと。
袋の中に木くずがたんまり入っているではないですか!!!!

早速外へ出て開けてみると
一部が折れ、細かい木くずにまみれた変わり果てた姿に……

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泣く泣く処分を決め(るほかない状況ですが)、
回収できるよう細かく切ろうとすると、手でパキパキ折れるほど
木がすかすかになっていました。
まるで麩菓子のよう。

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あちこちに小さな穴があり
表面にも何者かが掘ったような痕跡。
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一部堅いところも少しのこを入れるとぱふっと折れてしまいます。
完全に組織が崩壊しています。

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犯人を木くずの中に捜すと
いましたいました。おそらくヒラタキクイムシ。

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恐るべき仕事ぶり。
木の折れ目を探ると、まだまだ幼虫がひそんでいるようです。

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袋の中で何世代か重ねたのかも知れません。

防ぐには
シロアリ用の防虫剤を注入するとか、事前に表面を防虫加工するなど
対処が必要です。
古い木の家具などお持ちの方はご用心を〜〜





posted by taka@porcupine at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のこと