2015年02月26日

タイからの黒船ーマッハ!無限大

今から10年前、黒船がやってきました。
いや?黒船の来港は1853年ですよ?
などとおっしゃる方は、きっとまじめな方に違いありません。

既成の概念を崩したり、常識をうちやぶるような存在を
黒船と言いますが、今回の話題、
ワタクシの申し上げる黒船がどこにやってきたのかというと、
それは格闘技界。

大みそかまでも格闘技だったブーム前夜の1993年。
密かに好き者の間で盛り上がっていた
拡闘技の新らしいエネルギーがどんどん蓄積されていた時期です。
その中で中で立ち技最強を決めようとしたのが、
フルコンタクトカラテの一派、正道会館が興したK-1グランプリです。
Kは、空手、キックボクシングなど立ち技の頭文字。
まだ見ぬ強豪が、一同に介し、同じルール、同じリング上で
闘うという、マンガや映画の中の話を実現したような、
胸が熱くなる大会だったのです。

その中で一際ワクワクさせられたのが、
タイの国技ムエタイの参戦です。
ムエタイは、パンチ、キック、立った状態での組みがOKで
パンチよりキックのポイントが高いルールなので、
蹴りに重点がおかれています。
そして、肘、膝を多様するのも特徴。
立ち技最強とする人もいます。

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チャンプア・ゲッソンリットはそんなムエタイ戦士。
タイでは人気のあるギャンブルなので、強すぎると相手がいないので、
試合ができなくなるそうです。そんな伝説をもつ選手でした。

ムエタイの選手はたまにキックボクシングの試合でやってきたりは
していたものの軽量級がほとんどでした。
チャンプア・ゲッソンリットはムエタイ戦士としては
比較的体重の重いライトヘビー。対重量級として立ち技最強を証明するために
やってきた、はじめて見る強豪です。
神秘のベールにつつまれたムエタイ最強の男がどのような戦いをするのか、
ぞくぞくしたものです。
K-1ではル一ルの壁ややはり体重の問題もあり、
それほど活躍はできなかったのですが、その闘志あふれるファイトには
心燃えるものがありました。

そして、2003年、ムエタイの世界から新たな黒船がやってきたのです。
今度は格闘技界ではなく、アクション映画界です。
その名は「マッハ!!!!!!!!!」
スタント出身のアクション俳優トニー・ジャー扮する古式ムエタイの戦士が、
仏像を取り返すために悪と戦う痛快アクションです。

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なんの映画かは忘れたのですが、予告編でいきなり炎の中から
跳び膝蹴りを見舞うシーンには度肝を抜かれました。
しかも、ノー・CG、ノー・スタント、ノー・ワイヤーアクションだというのです。

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アクション映画にもストーリー性のあるものと、どちらかというと、
ひたすらアクションをかますというものがあるのですが、マッハは後者。
ひたすら戦って戦って戦いまくります。
スリルあふれるアクションの連発に、
見終ったあとはひたすら疲れます。

そしてトニー・ジャーの次の作品が「トム・ヤム・クン」
タイ映画だからって、あまりにも安易なネーミングなんじゃないの一?
と、別の意味で衝撃を受けました。
この映画では、トニーは象を守るために戦かいます。
愛だとか、恋だとか友情とか、絆とかではなく、
ゾウさんです。パオ一ン!

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これを黒船と言わず、何と言えば良いのか…
しかし、トニー・ジャー。その後続編をいくつか出したあと、数年消息を聞かなくなります。



さて、
前置きが長くなりましたが、
そんなトニー・ジャーがとうとう帰ってきました!
映画のタイトルは、「マッハ無限大」
早速見に行ってまいりました。

うちにはカンフー映画、特にジェット・リーの体捌きにほれている、という変わった人物がひとりいるのですが、格闘アクションは、できる限り見なくては。というスタンスで生きている人なので、容赦なく同道しました。

まず驚いたのは、この映画、マッハの続編ではなく、トム・ヤム・クンの続編だったこと。
というわけで、当然今回もゾウさんを守るため戦います。
そして今回CG、スタント、ワイヤーありとのこと。
でもタイ映画だから、そんなことは、マイペンライです!

映画はやはり内容よりもアクションで突っ走るタイプの作り。
さすがにキレは落ちていましたが、
熱さを内に秘めて、ゾウがピンチになるやマグマのように闘魂が噴出するトニーの演技は健在です。
タイのアクション女優ジージャーや、悪役には「アイアンフイスト」で好演したラッパーRZAもいてなかなかのキャスティングでした。心と頭をからにして見るにはもってこいの痛快アクションです。
タイアクションが再び盛り上ることで、さらには格闘アクション界が燃え上がって欲しいものです。

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さて、カンフー好きはというと、パンフレットが作られていないことに憤慨し、ヒザの出方はやはりマッハの方が上だと深くうなずいていましたが、何よりゾウがトラブルにまきこまれる様に心を痛めてるようでした。


ちなみトニーは2010年に半年ばかり出家していたんですって。






posted by taka@porcupine at 01:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画…特にアクション

2015年02月22日

今森光彦×中村征夫写真展『森と海−すぐそこの小宇宙』

フジフイルムスクエアでは、写真家
今森光彦さんと中村征夫さんによる写真展
『森と海−すぐそこの小宇宙』を開催中です。

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自然写真家のなかではビッグネームのおふたり、
昔から仲が良かったそうですが、はじめての二人展です。
今森さんは里山をテーマに琵琶湖水系を中心に撮影され、
人と自然の狭間の空間を写し取っています。

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中村さんは東京湾をメインテーマとし、全国の海に潜って
その姿を記録しています。

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陸上と海、大きくテーマは離れていそうに見えながら、
実はつながっている。そこには動植物が、さまざまな環境が、
そして人間がお互いに関係し合って存在している。
そうした大きく広がる人もふくめた自然の営みが
写真を通して伝わってきます。
お二人ともとっておきの写真、そして新作も多数提供され、
その対象に向ける情熱には心が動かされます。

お近くにお寄りの際はぜひ。

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この企画展、私も立ち上げに深くかかわり
ただいま絶賛参加中の
自然と写真の新雑誌『ライフスケープ』の
刊行記念企画でもあります。

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21日、22日今森光彦氏と中村征夫氏によるギャラリートークも開催。
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フジフイルムフォトサロン
東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン・ウエスト
http://fujifilmsquare.jp/detail/1502200123.html
2015年2月20日(金)から3月11日(水)まで

ミッドタウンのスズメは、なんかクレクレ光線が
強力です。

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posted by taka@porcupine at 10:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術館や展覧会のこと

2015年02月20日

春が来た

春には、あ、来たな!と思う瞬間があります。
四季の中でも春は特に
そのきっかけが分かりやすいのでしょうか。

朝陽の強さを感じたり、
空気のにおいだったり、
ゆらゆらと立ち上る空気だったり、
鼻がむずむずしたり、目がかゆくなったり。
総合的に判断して「春が来ている」と感じます。
それが今日でした。

朝起きて、寒いからといってストーブをつけて
換気のために窓を開けると、
日差しが差し込んで、ストーブの暖かさを
押さえつけるように。まるでもう選手交代だといわんばかりに
ぽかぽかと。
ストーブが暖めたゆらゆらとした空気も
影になって壁に縫い込まれてしまいそうです。

セツブンソウが盛りをむかえ、ウメも開き、フクジュソウも咲き、
隠れていた虫たちも顔を出し始めたようです。
春ですね〜。

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posted by taka@porcupine at 14:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然や生きもののこと

2015年02月18日

マックラッシュ

マックラッシュ【まっ-く-らっしゅ】
Apple社のパソコン、Macintoshがいきなり壊れたりすること。
またはそのときに出てしまう悲鳴。マック-クラッシュの省略語。
例「この佳境でマックラッシュとはついていない。」
「ひいい・・マックラッシュぅぅ・・・」


マックラッシュ…
恐ろしい言葉です。

実はそんな言葉はありません。
今、考えました。

でも、でも実際に起きるのがマックラッシュ。
その日、いやその週のスケジュールを大幅に狂わすマックラッシュ。
心臓にいらぬ負担をかけるマックラッシュ。

そんなマックラッシュが私の身に襲いかかったのです。

その日、今日は気合いを入れて仕事だ!!と、机に向かい愛用の
iMacを立ち上げました。
しばらくは普通に動いていたのですが、無線マウスが反応しなくなります。
電池は先日入れ替えたばかり。
おかしいなと思っていると、突然画面が消え再起動がかかりました。
問題が起きたのでシャットダウンしたとのメッセージ。
たまにあることなので、そのまま使っていたら
再起動を繰り返すようになってしまいました。

こりゃいかん!と、SVRAMのクリアとか、
ディスクユーティリティなどで奮闘するも変わらず。
それどころか、

このディスクを修復できません。

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などと、冷たいことを言ってくる始末。
ここは、ディスクを消去して、あらたに復活させるしかありません。
しかも、Macには、こんなことがあってもごそっと古い環境を
復元できるTime Machineという素敵な仕組みがあるのです。

さて、フォーマットを…
と、思ったのですが、今度はフォーマットできませんとか言ってくる始末。
何回かディスクユーティリティをまわしてようやくフォーマットができました。

さて、システムを新たに入れ直して、Timemachineで復活をと思ったところ、
下記のような画面が・・・

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なんと、呼び出せないのです。
これが何をやってもだめ。
さすがにクラっとしました。
デロリアンに乗りこんで、電気がくるのを待っていたのに、
木が倒れてケーブルが切れたときの
マイケル・J・フォックス扮するマーティーもかくや・・・
という気持ちです。

焦りに焦りましたが、
結局はバックアップディスクから手動で写真データなども
を救い出すことができることがわかったので、
すべてをあきらめ完全に構築し直すこととしました。

1日かかってしまいましたが、
結果、現状とても快適です。
懸念材料だったメールも設定ごと手動で持ってくることができ、問題ありません。
Macは新しい機械に移行するときに移行アシスタントというものを使って
するっとまるっと前環境を移すことができるのですが、
いらないものもごそっと移します。
10数年のたまった垢を落としたと思えば、すっきり快適も
わかる気がします。

ただ、日本語変換は辞書を移せなかったので、
赤子同然で・・・かなり笑える変換をしてきます。
「太めでいい」を「太愛で良い」とよりぽっちゃり容認に。
さらには、
「だいぶ使い込んできた」を「大仏開梱できた」
と、かなりの仏像マニアにされたり。

まあまあ、無事によみがえってくれればかわいいもんです。
死の淵から蘇ってきたものの恐ろしさ魅せてやるぜ!


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画像はアマゾンより。
不死鳥/美空ひばりin TOKYO DOME〜翔ぶ!新しき空に向かって
posted by taka@porcupine at 08:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のこと